ポリリズムのポリリズム最終版

Perfume「ポリリズム」の例の部分 - dobby dog doughnut
Perfume「ポリリズム」のポリリズムぶんせきその2 - dobby dog doughnut
この流れの続きです。しつこいなんて言われなくてもわかってるから、ね?これで最後だから。
たおやめぶりっこ/ますらおぶりっこさんのとこでとてもいい感じな解説が出来上がってはおりますが、自分も勉強のために打ち込んでみたのであります。

でかすぎた。
上からボーカル、シンセ、ベース、ドラムです。それぞれのパートの区切りのいい(と思う)ところに細い線を入れてます。なんとも素敵なバラバラっぷり。
いやこれ、打ち込んでみて分かったけどマジで凄いのね。かなり勉強になりました。以下メモ。

  • 1〜4小節
    • 最初に変化があるのは4小節目の1/16遅らせて帳尻あわせしてるとこですね。で、聞き間違えじゃなければ、その遅らせるタイミングがシンセとベースでずれてると思うのですよ。(緑の線のところ)最初にベース、次にシンセ。最初聞いたときこの帳尻あわせに気づかなかったのは音程の変化もありますが、このせいでもあるんじゃないかなーと。
  • 5〜8小節
    • その帳尻あわせもどこでもよかったわけじゃなくて、この5小節目頭にシンセとベースがぴたりとくるようになってるわけです。(黄色い太線のところ)これで4小節区切りの楽節(って言っていいのかわからんけど)を感じられてまとまりが出るんじゃないかなーなんて思ったり。
  • 9〜12小節
    • 8小節目4拍裏(赤い太線のところ)でボーカルの5/8・3/8ループが一区切りして息もつかせず次の「ポリループ〜」が始まります。さらに9小節目1拍裏(黄色い太線のところ)でキックが加速してシンセ・ベースと重なります。どのパートも変化のある部分が9小節目頭からずれてるんですよね。これもなかなか面白い効果だと思いました。
  • 13〜16小節
    • キックが加速したことで拍子感がなくなりそうな感じですが、ちゃんと一区切りである13小節目頭の前後でベースの変化があります。
    • そして14小節目2拍裏。上から下までズバーンと突き抜けた赤太線、ここで今まで8分を刻んできたボーカルがループを抜けて、全パートが重なりゴールを目指します。気持ちいいなぁ。

という感じで自分なりに解釈してみました。疲れたけどおもろかった。

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